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恵む豊かなテロワール

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テロワール

ナパの大自然に守られ、純粋な葡萄を育むワイナリー

ワインを語る時に欠かせない言葉、“テロワール”。地形や地質、気候といった要素が複雑に絡み合って形成される、ワインづくりを取り巻く環境全体を意味するこの概念は、ケンゾー エステイトのように、特定エリアで栽培された葡萄のみから作られるワインにとって、ワインの品質を左右する大きな要素となります。そしてケンゾー エステイトにとってのテロワールとは、広大で純粋な自然環境に他なりません。栽培ノウハウや醸造技術と違い、決して真似をすることのできない類まれなテロワールゆえに、ケンゾー エステイトのワインは、他の追随を許さない唯一無二の個性を保っていられるのです。

四方を山々が取り囲む広大な自然

470万坪という広大な敷地を持つケンゾー エステイト。その中で葡萄畑が占めるのはわずかに5%。厳選された良質な土壌で葡萄は栽培されているのです。敷地の大半は、鹿、兎、七面鳥といった野生動物が息づく、手つかずの大自然です。ゲートをくぐり、広大な森を抜けて葡萄畑に辿り着くまで、その距離およそ2キロメートル。ワイナリーを取り巻く緑豊かな森や湖が、車の排気ガスや街での排水などから畑を隔絶し、純粋な葡萄を育んでいるのです。葡萄畑を守るためだけに、緑豊かな敷地の大半を手つかずのまま残すこと、それはだれにも真似することのできない、ケンゾー エステイトならではのこだわりなのです。そのおかげで、ここでは、澱みのない、純粋な葡萄を育むことができるのです。

果実の熟成を導き出す温暖な気候

ナパ・ヴァレーが世界的な銘醸地として名高いのは、何と言ってもその卓越した気候条件にあります。冬の雨季と春から秋にかけての乾季が明確に分かれ、ちょうど乾季と葡萄の成育期間が重なって、その間、降水量が少なく温暖な気候が続くため、凝縮感のある果実味豊かな葡萄が生み出されるのです。さらに、ナパ・ヴァレーの中でも海抜の高いケンゾー エステイトは比較的冷涼なため、収穫時期が他のワイナリーよりも遅くなる傾向にあります。そのため、ゆっくり時間をかけて葡萄が成熟する分、ナパ・ヴァレーの太陽の恵みを存分に受けながらも、糖度、酸、タンニン、風味のバランスの取れた、エレガントな葡萄が育つのです。カリフォルニアワインらしい豊かな果実味と、様々な味わいのバランスがもたらす洗練さを併せ持つケンゾー エステイトの個性は、葡萄栽培に理想的なナパ・ヴァレーの気候とケンゾー エステイト固有の環境の相乗効果によってもたらされているのです。

自然の営みが作り出す幻想世界

漆黒の闇が薄らいでいくに従って、次第に輪郭を見せる森の奥から、音もなくにじり寄る白い朝靄。やがて、森そのものを包み込み、乾燥した気候の中にあるワイナリーに貴重な潤いをもたらしています。朝靄の出る朝には、高台に登ってみるといいでしょう。そこから、雲海のような朝靄の中にぽっかりと浮かぶ山々と、真っ白なのヴェールに包まれて神秘的な様相を見せる葡萄畑を見渡せることでしょう。やがて日が昇り、朝霧が消えた後、葡萄には清らかな朝露が残り、その澱みない天然の雫が限りなく純粋な葡萄を育んでいくのです。