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東京国際映画祭の黒澤明賞にて辻本 憲三オーナーがプレゼンターに。晩餐会ではケンゾー エステイトのワインに賞賛の声も

11月3日(月・祝)、第38回東京国際映画祭における黒澤明賞の授賞式&晩餐会が、東京・帝国ホテルで開催されました。2025年の受賞者は、今年大きな話題となっている「国宝」や「フラガール」を手掛けた李 相日(リ・サンイル)監督と、世界の名だたる賞を数多く獲得した「ノマドランド」をはじめ、新作「Hamnet」も大きな注目を集めているクロエ・ジャオ監督です。授賞式でのプレゼンターは今年も、ケンゾー エステイトの辻本 憲三オーナーが務め、また授賞式後の晩餐会では、「寿々」「あさつゆ」「紫鈴」「深穏」のワインが各界のセレブリティを魅了しました。授賞式、晩餐会の模様をご紹介します。

 

 

「国宝」の李 相日監督、「ノマドランド」のクロエ・ジャオ監督が黒澤明賞を受賞

辻本 憲三オーナーが立役者となり、2022年に14年ぶりに復活をした黒澤明賞

 

 

 

日本が世界に誇る故・黒澤明監督の業績を長く後世に伝え、新たな才能を世に送り出していきたいとの願いから、世界の映画界に貢献した映画人、そして映画界の未来を託していきたい映画人に贈られる賞が、東京国際映画祭の黒澤明賞です。

 

この黒澤明賞、実は東京国際映画祭から一時姿を消していたのですが、2022年に14年ぶりに復活。その立役者が、小さい頃から映画に親しんでおり、自らの手で「ストリートファイター」を実写化した映画人のひとりでもある、辻本 憲三オーナーなのです。今年で4年連続、授賞式のプレゼンターを務めます。

 

 

山田 洋次監督を中心とした選考委員による両監督へのコメント

 

 

 

黒澤明賞は、山田 洋次監督を中心とした選考委員によって選考されました。

 

受賞の理由について、李 相日監督へは、「最新作『国宝』はカンヌ監督週間を始めとする多くの国際映画祭で上映されるとともに、日本国内でも幅広い観客層に支持され、商業的な成功をおさめました。今後の日本映画、そして世界の映画を牽引することを期待し、李 相日監督に黒澤明賞を授与します(「受賞理由」より抜粋)」。

 

クロエ・ジャオ監督へは、「特に『ノマドランド』はヴェネチア映画祭金獅子賞、アカデミー賞®作品賞を受賞するなど世界的に高い評価を受け、その成功はアジア系女性監督たちに大きな勇気を与えました。その功績と今後の世界映画への更なる貢献を期待し、クロエ・ジャオ監督に黒澤明賞を授与します(「受賞理由」より抜粋)」と、受賞理由についてコメントされました。

 

 

辻本 憲三オーナーがプレゼンターに。サプライズゲストとして吉沢 亮さんも登場

黒澤明賞を受賞した李 相日監督、クロエ・ジャオ監督へは、今年も辻本 憲三オーナーからトロフィーが渡されました。

 

 

 

李 相日監督は「御多分に洩れず、私の中でも黒澤明という名は永久に超えられない壁として君臨しています。映画をめぐる環境がいかに変わろうとも、人間の本質に迫るその力強さは色褪せることなく、映画が社会や個々の人生に多大な影響を及ぼすことを示しています。その名を冠した賞を背負う意味を、この先も自らに問い続けたいと思います(「受賞者からのコメント」を抜粋)」とコメント。

 

 

 

クロエ・ジャオ監督は「黒澤明の作品には、自然の最も広大なスケールと、人間の心理の最も深い真実が共存しています。この系譜に連なることは、本当に謙虚な思いを抱かせられます。物語の語り手は、文化、国境、過去と未来、光と闇、喜びと苦痛、愛と死を結びつける架け橋です。私たちは経験を錬金術のように変容させ、それらに意味を与え、カタルシスを得ることを願っています(「受賞者からのコメント」を抜粋)」とコメントしています。

 

 

 

授賞式ではさらにサプライズゲストとして、「国宝」で主役を演じた吉沢 亮さんも登場し、会場が大きく盛り上がりました。

 

吉沢 亮さんから初タッグを組んだ李 相日監督へ、「僕自身よりも僕のことを信じてくれているなと思う日々で、その想いに応えるのが非常に苦しくもあり、それ以上に幸せを感じる現場でした」と感謝が伝えられ、李 相日監督から吉沢 亮さんへは、「後ろから背中を見ていて、もう女形じゃないな。役が抜けていて安心しました」という、愛とユーモアのあるコメントがあり、会場からは大きな笑いが起こったのです。

 

 

晩餐会にてケンゾー エステイトのワインが多くのゲストを魅了

振舞われたのは、「寿々」「あさつゆ」「紫鈴」、そして「深穏」

 

 

 

授賞式後に開かれたのは、各界のセレブリティが参加する晩餐会です。帝国ホテルのコース料理に合わせて、ケンゾー エステイトのワインの数々が振舞われました。

 

 

 

宴のスタートは、ロゼ・スパークリングワイン「寿々 suzu」から。“寿ぎを重ねる”というお祝いの場に相応しいネーミング、グラスに注がれる鮮やかな紅色と立ち上る華やかな香り、爽やかで気品あふれる果実味が、晩餐会への期待をさらに高めます。

 

 

 

続いて登場したのは、日米で高い評価を受け、数々の栄誉ある賞を受賞して世界を魅了している、ソーヴィニヨン・ブラン主体の白ワイン「あさつゆ」です。前菜や魚料理と合わせるなど、皆さま思い思いに愉しむ姿が印象的。

 

 

 

赤ワインの1本目は、ケンゾー エステイトを語る上で欠かすことのできないフラッグシップワイン「紫鈴 rindo」。肉料理にはもちろん、魚料理とも合うため、このようなディナーパーティにも最適です。

 

そして最後を飾るのは、2017年の1ヴィンテージ限りの特別な赤ワイン「深穏 shinon」。程よく熟成が進み始め、より複雑になった香りと味わいが、肉料理と格別のマリアージュを見せました。

 

 

森山 良子さんの歌声にも酔いしれるひととき

 

 

 

晩餐会の間には、森山 良子さんが登場し、黒澤家とのエピソードを交えながら、「涙そうそう」をはじめとした名曲を熱唱。映画、音楽、ワインのマリアージュに、帝国ホテルの会場全体が酔いしれるひとときが訪れました。

 

 

李 相日監督をはじめ、多くの方々をケンゾー エステイトのワインが魅了

 

 

 

晩餐会の主役はもちろん、受賞されたおふたりの監督です。しかし、振舞われたケンゾー エステイトのワインの感想を伝えようと、辻本 憲三&夏子オーナー夫妻のところへ、多くの方々が訪れました。その中には李 相日監督もいらっしゃり、ケンゾー エステイトのワインについて、そして「国宝」について、いろいろなお話をされたようです。

 

 


第38回東京国際映画祭 黒澤明賞で振舞われたワインは、オンラインショップでお求めいただけます(「深穏」を除く)。
また、直営店ではグラス一杯(「深穏」含む)からお気軽にお愉しみいただけますので、ぜひお越しください。

 

祝福のロゼ・スパークリングワイン
寿々 suzu

 

ソーヴィニヨン・ブラン主体の白ワイン
あさつゆ asatsuyu

 

ケンゾー エステイトのフラッグシップ
紫鈴 rindo

 

2017年、1ヴィンテージ限りの特別なワイン
深穏 shnon

 

各直営店(広尾、六本木ヒルズ、銀座、大阪、祇園)は下記よりご覧いただけます。
https://www.kenzoestate.jp/winedining